突然ですがワタクシ、
「イベルメクチン」を服用してみました。
イベルメクチン12mg
「イベルメクチン…?なんか聞いたことあるような??」
とすぐにピンとこなかったワンコの飼い主さーん
ちゃんと覚えといてくださいよー(笑)
イベルメクチン=フィラリアの薬
夏は愛犬に毎月飲ませるアレです。
毎月飲ませるアレ
「えーっ、なんで河合さんがコレを!?フィラリアだったの?」
そうなんす…。
フィラリア陽性反応でちゃいまして…ってなんでやねんっ!
実は夏バテ気味だったこともあり、ガッツリ風邪をひいてしまいまして
熱は出なかったのですが、くしゃみ鼻水、扁桃腺の腫れ。
早く治して働いて、借金返さなあかんので
ビタミン注射をしてもらいに、かかりつけ医のところへ。
先生:「熱ないんかいな?」
河合:「熱ないねん。くしゃみと鼻水と喉痛いねん」(タメ口)
先生:「コロナちゃうと思うけど、念のためにイベルメクチン飲んどくか?」
河合:「イベルメクチン?!私、犬ちゃうで!」
先生:「(半笑い)家にあるやつ飲んでもええけどな。持ってるやろ?イベルメクチン」
河合:「大型犬用あるけどさー(笑)いやいや、先生マジで言うてんの?」
先生:「大まじめや!イベルメクチンは最近ではめっちゃ研究されてるんやで。副作用もおこりにくいし、コロナウィルスや抗癌作用についても研究が進んでる。念のために飲んでいて。」
という経緯で、ヒトである私がイベルメクチンを飲むことになったわけです。
心配性なワタクシ。
獣医師の友達にもすぐに確認してみた。
私:「イベルメクチンって人間飲んでも大丈夫なん?」
獣医師:「大丈夫やで。私も周りの獣医も、コロナ対策もあるから常備してるよ。必要ならあげるよ。」
私:「いや、人間のお医者さんから飲むように言われてもらってきてんけど。」
獣医師:「お腹に回虫いたら出てくるよ(笑)ちょうどええやん。」
私:「お腹に回虫飼ってないっちゅーねん!」
一応、心配してくれた友達(笑)
今回、私が飲んだのはジェネリックの12mg。
うちのガブちゃんのイベルメクチンを調べてみたら、一錠で272μgでした。
272μg=0.272mgですので、犬用はかなり少量ですね。
体重32kgに対して、0.272mgですもんね。
私は体重52kgに対して、120mg飲みましたからね〜
とりあえず回虫が出てくることもなく、吐き気がおこることもなく、風邪は順調に治りました
イベルメクチンは、元々産業用動物の虫下しとして使用されていた歴史の古い薬です。
人間にも、疥癬や虫下しで処方されることもあるようです。
世界中で長い間使われている薬、イベルメクチン。
毎月何気なく犬に飲ませていましたが、今回、自分でも飲んでみて勉強になりました。
コロナウィルスへの効果は、まだまだ研究途中のようですが、対策の1つとして知ることができたのでよかったです
長い歴史があるということは、安全性の高い薬だと言えますが、副作用がないとは言えません。
またフィラリアに感染してしまっている犬にいきなりイベルメクチンを飲ませると、成虫が血管に詰まって死亡することがあります。
必ず、獣医師の診断の元で使用するようにしてくださいね。